花菖蒲の四季
![]() |
花菖蒲を育てだしてから、10年くらいが経ちました。日本原産だけあって、丈夫でとても育てやすい植物です。最近は増えすぎて手を焼いていましたが、ここのところホームページでのみなさんとの交流の刺激によって、再び火が付いてしまいました。ここでは四季折々の表情を見せる花菖蒲を紹介していきたいと思います。 |
| 晩秋 | |||||||||
![]() |
晩秋の花菖蒲。霜が降りだすと厳しい冬に備えるために葉先から段々枯れだします。半分枯れかけた葉だけが並んでいる写真ですいません。でも、近くで見ると勢いの良い葉がいっぱい伸びていて、来年立派な花が咲くと思うと、見ていてとっても楽しいです。今年は畑植え以外に鉢植えを150鉢くらい育てました(50株くらいは、みんなに貰われていきました)。花菖蒲は1年で4倍くらいに増える、とても恐ろしい植物でもあります。今年の花菖蒲は暖冬のせいか、木酢液のせいかいつまでも元気です。(00..11.15) | ||||||||
![]() |
今までも、適当にいろんな品種を交配してタネを蒔いていましたが、来年からは真剣に新品種を作ってみようかなと思い、40品種ほど苗を買いました。花菖蒲は交配して2年で花が見られるという、お手軽交配植物なので、飽きっぽい僕には向いています。通販で買う苗は自分で選べないのでちょっと質の悪いのも混じってますが、1年我慢して育てれば立派な花が咲きます。取り寄せた苗の状態は、種苗会社や菖蒲園によって様々。すっかり地上部の枯れたものもあれば、まだ新葉が伸びているものもあります。(00.11.15) | ||||||||
| 冬 | |||||||||
![]() |
完全に地上部が枯れました。2月下旬までは、このままの姿で寒さに耐えます。花菖蒲は北方系の植物で寒さにはとっても強いため、霜にあたっても全然平気です。(01.1.1) | ||||||||
| 早春ここからは親株と実生株の2本立てでお送りします! | |||||||||
| 親株 | 実生 | ||||||||
![]() |
![]() |
||||||||
| 3月になると、いよいよ花菖蒲も生育期に入ります。1年間丹精込めて育てると、中心に大きな花芽が1本、その脇にもたくさんの芽が出てきます。日増しに大きくなる芽は、見ていて楽しくなります。 (01.3.25) |
昨年採取して保存してあったタネを蒔きます。蒔き方はいたって簡単。肥料分の無い用土にパラパラ蒔いて適当に土をかけておくだけ。ただ、パンジーなんかの一年草と違ってすぐには発芽しません。ひたすら待つのだ。まあ、一ヶ月もすれば芽が出るでしょう。 (01.2.25) |
||||||||
![]() ![]() |
![]() |
||||||||
| 地植え、鉢植えの現在の状態。ともに30cmくらいに育っています。右の鉢植えは昨年の秋に購入した株ですが、やっぱり1年間家で丹精こめて育てたものに比べると芽が細く貧弱です。左の地植え株は、かなり込み合ってきていて、花後に植え替えが必要です。(01.4.27) | タネ蒔き後50日、やっと芽が出てきました。なかなか出てこなくて焦りましたが、よかった〜。この後、本葉4〜5枚になるまで薄い液体肥料を施します。(01.4.15) | ||||||||
![]() ![]() |
![]() |
||||||||
| 元気に育って早咲きの品種は蕾が上がってきました。(01.5.22) | 実生苗も大きくなって、もうすぐ移植してもいいくらいになります。(01.5.22) | ||||||||
梅雨いよいよ花の時期です。 |
|||||||||
![]() |
![]() |
||||||||
| 6月の鬱陶しい梅雨の中、涼やかなハナショウブが咲き出しました。各品種の紹介は花菖蒲の庭をご覧ください! |
本葉が3〜4枚になった頃、2号ポットに1本ずつ植え替えます。(01.6..3) | ||||||||
| 更にここからは親株と実生株、交配の記録の3立てでお送りします! |
|||||||||
| 親株 | 交配の記録 | 実生 | |||||||
![]() |
|
![]() |
|||||||
| 花が終われば、すぐに株分けが待っています。ハナショウブは生育が旺盛で、特に鉢植えは毎年の植え替えが必要です。 | 自分だけのオリジナルの品種が作りたいっ!ってことで、交配してみました。これはビロード赤紫に白の鮮明な覆輪が入る”銀の詩”と、品種名は分かりませんが濃紺の縮緬地極大輪花の組み合わせ。どんな花が咲くだろうか!開花は2年後です。(01.6.10) | 移植から約1ヶ月。液肥を度々与えています。苗もしっかりしてきました。(01.7.8) | |||||||
![]() |
![]() |
![]() |
|||||||
| 写真は、大きく育った株を1芽ずつに分けたところ。よく育つと一年で5倍くらいに増えます。(01.6.24) | ハナショウブの交配はいたって簡単!@のオシベから花粉を採って、Aのメシベに着けるだけ。花が大きいから誰にでも出来ます。(01.6.10) | 植え替えをして、2ヶ月あまりでここまで大きくなりました。株によってかなり大きさに差がありますが、立派なもんでしょう。そろそろ鉢増しの時期みたいです。(01.8.10) | |||||||
![]() ![]() |
![]() |
![]() |
|||||||
| 1芽ずつに分けた芽を2.5〜3号ポットに植え込みます。鉢が小さいですが大丈夫、このまま8月下旬まで育てます。(01.6.24) | 交配が成功すると子房が膨らみだします。(01.6.26) | 2号ポットから3.5号ポットに植え替えました。株分けをした親株よりも大きいくらいです。 (01.9.8) |
|||||||
![]() |
![]() |
![]() |
|||||||
| 畑植えの株も込み合ってきたので植え替えました。地植えは一芽ずつではなく、2〜3芽に分けて植えます。 (01.7.1) |
タネの入ったサヤが茶色くなって先が割れ出したら完熟です。(01.9.8) | 親株と同様、葉の成長もほぼ止まり、葉が枯れだしている株も見られます。タネ蒔きからちょうど9ヶ月、わずか5mmほどの小さなタネがここまで大きくなりました。ほとんどの株が来年には花を付けるはずです。(01.11.25) | |||||||
![]() |
![]() |
||||||||
| 1ヶ月かかって、やっと鉢植えの株分けが終わりました。ふぅ・・・ (01.7.7) |
これは採取して乾燥させたタネ。薄っぺらくて、百合のタネに似ています。こんなんで芽が出るんかいってかんじですが大丈夫。このまま春のタネ蒔きの時期まで冷蔵庫で保存です。(01.10.26) | ||||||||
![]() |
|||||||||
| 夏の間生育が鈍っていた花菖蒲も、涼しくなって元気になってきました。根もポット内いっぱいになっているので、一回り大きな鉢に植え替えです。(01.9.2) | |||||||||
![]() ![]() |
|||||||||
| 植え替えた直後の苗(9月16日)と6週間後(10月26日)の苗(品種は三河八橋)。この時期ハナショウブにとっては最適の季節のため、生育も旺盛です。もう全然大きさが違います。(01.10.26) | |||||||||
![]() |
|||||||||
| 1週間に0.5枚〜1枚の葉を伸ばしていたハナショウブも、初冬を迎え生育も止まり、株の充実期に入りました。これからは地下部へと栄養を貯めこみだし、段々と脇の葉から枯れてゆきます。(01.11.25) | |||||||||
| こーんな株がすばらしいんです! | |||||||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||||||
| 秋末の株の状態。葉が7枚くらいあれば上出来。この株はもうチョットがんばって欲しかったね。 |
ちょっとポットから抜いてみました。根っこがぐるぐる回って良い状態。 |
脇からひこばえが出てるのは上出来の証拠。 |
この株はキショウブとの雑種”花月夜”。キショウブとの雑種はハナショウブと微妙に性質が違うみたい。葉数なんで10枚以上あるし、なかなか葉も枯れないんです。 |
||||||
|
|||||||||