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花菖蒲の庭 2001其の3



もともと日本にはノハナショウブが自生していて、それらの変異種を基に現在のハナショウブが作られてきました。特に江戸時代には松平左金吾定朝(菖翁)が花菖蒲の改良に努め、現在の花菖蒲の基盤になっています。1段目右の霓装羽衣(ゲイショウウイ)は菖翁が作った品種ですが、今ある品種にも引けをとらないようなすばらしい品種です。菖翁の作った品種が熊本に渡り肥後系の基にもなったのですが、そう考えると菖翁がいなければ現在の花菖蒲は無かったのかもしれません。


水巴(スイハ)
白地に極淡い青紫がかる三英中輪花。伊勢系
観桜(カンザクラ)
ピンクに紅筋が入る八重平咲き美麗種。・・・の、はずでした。今年は満足に咲きませんでした。来年に期待します。肥後系
潮流(チョウリュウ)
青紫地に鮮明な白筋が走る三英花。とっても涼やかです。江戸系
霓装羽衣(ゲイショウウイ)
100年以上も前に作出された名花。
鎧武者(ヨロイムシャ)
濃い赤紫の大輪花。ゴウゴツと咲く豪快な品種。肥後系
品種名は分かりませんが、濃紺縮緬地の極大輪花。あまりの大きさに花首が曲がってしまい庭植えでは満足に咲きません。鉢植えで育て咲かせると、マジ豪華! 不知火(シラヌイ)
淡い藤紫三英花。花びらが折れたように咲く(深咲き)は伊勢系の特徴です。伊勢系
実生に中から出た個体。薄い青紫地に濃紫の筋が走る三英花。時に四英に咲いたりもします。
美吉野(ミヨシノ)
淡いピンクの中輪花。伊勢系を有名にした立役者的な品種。伊勢系
白日本海(シロニホンカイ)
白地に紫の吹き掛けが入る涼しげな品種。紫が濃く出る場合もあります。肥後系
九重の桜
くすんだピンクの八重咲き。肥後系
都雅(ミヤビ)
濃いオインクの平咲き大輪花。ホント雅な花です。肥後系
日本海(ニホンカイ)
右上の白日本海の基になった品種。もともと発色の不安定な品種で白と紫が不安定に現れます。肥後系
雪牡丹(ユキボタン)
純白八重咲きの大輪種。白花は清楚だけど、これは八重咲きでとっても豪華です。肥後系
松籟(ショウライ)
藤紫の大きな花べんが深く垂れる花。弁質も縮緬地でやわらかな印象の花です。伊勢系
品種名不明ですが、紫の大輪種でゴツゴツした花。遅咲きです。
舞扇(マイオオギ)
青紫地に鮮明な白筋が走る極大輪の銘花。丈夫でよく増えます。肥後系
沢辺(サワベ)
青紫地白筋三英咲き。舞扇を三英咲きにしたようなかんじの花。肥後系
瀞の光(トロノヒカリ)
水色大輪平咲きの花。高性で庭植えに向きます。たくさん咲くととても目立ちます。江戸系
神路の誉(カミジノホマレ)
ビロード紫のいかにも伊勢系といった形の花。伊勢系
駒繋(コマツナギ)
明るいピンクの三英咲き。丈夫でよく増える人気種です。肥後系
珠池遊
濃い青紫地に白筋の走る品種。舞扇を小さくしたような花です。品種名の読み方が分かりません。たまいけあそび?
離島の月(リトウノツキ)
純白六英の大輪花。肥後系
厳の錦(イワオノニシキ)
濃い赤紫地に白の吹き掛けが入る花。渋い花です。肥後系
佐保姫(サホヒメ)
白地に薄い赤紫の筋と砂子がはいる優雅な品種。肥後系
古照田(コテルタ)
中心に紫のボカシが入る品種。浮き上がるような色彩です。江戸系
紅葉狩(モミジガリ)
赤紫の極大輪品種。芯が細かく裂けてとても立派です。肥後系
夢浮橋(ユメノウキハシ)
青紫地に白筋が入る品種。ふくよかな花型です。肥後系
麗月(レイゲツ)
白地に赤紫の覆輪花。七彩の夢によく似ています。肥後系
西行桜(サイギョウザクラ)
明るいピンクのフリル弁が、かわいい品種。人気品種です。肥後系
幾重の雪(イクエノユキ)
白花はどれもよく似ていますが、清楚でよいものです。肥後系
吉野山(ヨシノヤマ)
桜色の大輪花。肥後系
浮遊の月(フユウノツキ)
流れるような花弁で、とても優雅な印象を受ける白花。肥後系
藍草子(アイゾウシ)
青系の有名品種。花びらの中心部が特に青みがかり、とても綺麗です。青系の花色は、写真に写すのが難しくて品種本来の色をお見せできないのが残念です。肥後系
桜月夜(サクラツキヨ)
白ピンクの花色と波打った花弁がとっても魅力的な品種。肥後系
池水の綾(チスイノアヤ)
白地に濃紫の筋と芯が目立つ美麗種。肥後系
笑布袋(ワライホテイ)
青紫地に紫の筋が走り、更に芯が濃紫になる品種。江戸系
稲妻(イナズマ)
白紫地に太い紫の筋が力強く走る品種。肥後系



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